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25/11/27●2024年度67.2%の病院が赤字という悲惨な状況 もはや患者のための医療は成り立たない

 厚生労働省の「医療実態調査」で、昨年度、全国の病院の67.2%が赤字だったと答えていることが報道された。病院の収益から給与や材料費などの費用を差し引いた利益が、収益に比べてどれほどあるかを示す「医業利益率」の平均は、前年度よりも0.1ポイント改善したとはいえ、マイナス7.3%で赤字になっている。

 

  病院の種類別にみると、すべての種類の病院で、半数以上が赤字となっていて、赤字となった病院の割合が最も高かったのは、「一般病院」で72.7%、次いで「精神科病院」の66%、「療養型病院」の53%となっている。

  厚労省は、「物価・物件・人件費の伸びというところが費用面を押し上げている要因の1つと考えられる」と分析しているが、原因は複合的であり、もはや日本の医療制度自体が破綻していると言っていい。

 

 都市部はともかく、地方の病院の赤字は深刻で、もはや現場の努力などでは改善は無理。昔は、大学病院から問答無用で周辺の中核病院に医師が派遣されていたのが、いまは医師の意志を尊重するため、地方では医師不足となっていて、赤字のうえに診療科の維持ができない病院もある。

 毎年思うが、早く手を打たないと本当に日本の医療は崩壊してしまうのではと思う。とくに、地方ではもはや患者のため医療は成り立たず、赤字を減らすだけの医療になっている。

 
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