15/04/28●「75歳以上の医療費の自己負担の2割化」が既定路線に 印刷

 4月27日、財務省の財政制度等審議会財政制度分科会は、今後の社会保障制度について議論し、診療報酬改定については「マイナスが必要」という結論に達したという。今後5年間で2兆円から2.5兆円の社会保障費の伸びを抑制するためには仕方ないとした模様だ。そこで、診療報酬改定についてその一案として挙げられたのが、「75歳以上の医療費の自己負担の2割化」だ。これはおそらく23年以内に実施されるだろう。