15/07/25●新刊『死に方格差社会』(ソフトバンク新書)が来月発売されます 印刷

 8月半ばにソフトバンククリエイティブから『死に方格差社会』(SB新書)を出すことになりました。これは、この4月まで夕刊フジに連載していたコラム「死に方事典」をベースにして、今後の私たちの死に方を社会的、医学的に考えてみたもの。

 誰もが「いい死に方」をしたいのですが、その望みはほとんど叶わない社会になろうとしています。なぜなら、政府は2014年度の診療報酬の改定と併せて、「入院を減らし在宅を重視する」方針を明確に打ち出したからです。これは、簡単に言うと、「これからは病院では看取りませんよ」ということです。

 つまり、死に方も「自己責任」となり、自分で選択しなければならない時代になったと言えます。

 新刊の内容については、またお知らせします。