18/05/30●ロボット手術が保険適用され、手術数急増中 |
この4月から「ロボット手術」が一気に12種類の手術で保険適用になったことで、手術数が激増しているという。これまでは、前立腺がん、腎臓がんの部分切除だけだったのが、以下の12種類に拡大した。
胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除または1肺葉を超えるもの) 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術 胸腔鏡下弁形成術 腹腔鏡下胃切除術 腹腔鏡下噴門側胃切除術 腹腔鏡下胃全摘術 腹腔鏡下直腸切除・切断術 腹腔鏡下膀胱(ぼうこう)悪性腫瘍手術 腹腔鏡下膣(ちつ)式子宮全摘術 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)
ロボット手術といっても日本で承認されているロボットは、米国製の「ダビンチ」だけ。1台3億円とされる高額医療機器なので、今回の承認は医療側にとってはりがたいこと。また、患者さんにとっても、これまで外科医が手で行ってきた内視鏡手術が、ロボットアームになることで、より細かな正確な動きが可能になるので、下手な外科医による手術ミスは減るだろう。 しかし、医療費は増える一方だ。 |