23/02/15●夕刊フジに『年齢壁「65歳」「75歳」「85歳」----どうすれば「壁」を乗り越えられるか?』を連載 |
私は昨年、75歳を迎え、後期高齢者の仲間入りをしましたが、それとともに思ったのは、これまでの人生を振り返ると、ほぼ10年ごとに大病をしてきたことです。 そこで、自身の経験を含めて、「65歳」で高齢者の仲間入りをしたら、年齢ごとに訪れる「年齢壁」に十分に気をつけてほしいということで、今回の連載をはじめました。 「65歳」の次は「75歳」(後期高齢者)、「85歳」というふうに、「年齢壁」がやってきます。これを乗り越えれば、寿命は伸びます。最近は、和田秀樹氏のベストセラー「80歳の壁」が注目されていますが、健康寿命を考えると、男性が72.68歳、女性が75.38歳なので、やはり「75歳」が一つの大きな壁でしょう。 現在、65歳以上人口は3640万人(総人口の29.1%)、 75歳以上人口は1871万人(同14.9%)、85歳以上人口は618万人(同4.9%)です。 現在、私がいちばん注意しているのは「脱水」です。そのため、水を飲むことをいちばん気にかけています。血管が問題を起こすのは心臓と脳です。いずれも、水分は十分に必要です。 |