25/03/10●高額療養費の負担上限をついに見送ったが、結局は問題の先送り! |
しかし、この見送り決定は、どう見ても次の参議院選対策。ただの批判交わしで、医療制度そのものを見据えたものではない。 この問題の背景にあるのは、医療費の増大についに国家予算が耐えられなくなっているということ。政府の社会保障審議会・医療保険部会では「大幅な見直し(大幅な引き上げなど)を行うべき」とする積極派と、「見直しはやむを得ないが最小限に」とする慎重派に分かれて議論されてきたが、方向はともかく引き上げであることは間違いない。 最近は、なにかというと「財源は?」だが、ここまで無駄な税金使いをしているのだから、削減など簡単にできるはずである。議員数の削減、議員報酬のカットなど、絶対にやらない議員たちでいくら議論しても、国民を裏切る政治しかできないに決まっている。 |