メタボなんか気にするな! 小太りでいこう
メタボなんか気にするな! 小太りでいこう - 高血圧患者はなんと3000万人もいる? |
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ページ 5 の 5 高血圧患者はなんと3000万人もいる? 厚生労働省と医者のサジ加減ひとつで、高血圧患者が増加し、医者が儲かるという図式ができあがってしまった。これは、メタボでもまったく同じだから、この先、国が「不健康人間」を増やそうと考えれば、数値を多少いじるだけで、いくらでも大量生産できることになる。 血圧の場合、昔は「高血圧」でなかった人が、いまは「高血圧」と診断され、医者に通って定期診断を受けなければならないのだ。もしや、あなたは、この数字のトリックの犠牲者ではないだろうか? たとえば、140を超えても150なら、定期的に診断を受けるほどのことはない。医療費を節約したければ、そして、本当に健康でいたければ、この程度のことで病院に足を運ぶ必要はない。 じつは、ある試算によると、141から159までの「境界領域」高血圧に該当する人は、日本人の24~25%に達している。つまり、昔なら、4%ほどにすぎなかった高血圧患者が、いまや4人に1人になっているのである。現在、日本の人口は1億2700万人である。すると、約3000万人も高血圧患者が日本にいることになる。まさか、そんなことがあるはずがない。 しかし、厚生労働省はいっこうにこの数値を見直そうとしないから、やはり、患者側が正しい知識を持つしか、自己防衛の手段はないだろう。 したがって、健康診断を受けて、もし「境界領域」という結果が出たら、よくよく医師と相談するべきだ。また、メタボにしても無理してダイエットする必要はない。 いい医者なら、あなたにほかに問題点がなければ、「なに、ご心配なさることはありません」と言うはずだ。「定期検診が必要ですな」と言う医者は、ろくなものではないと思った方がいい。 じつを言うと、血圧というのは、緊張していたりしただけで、すぐ数値に影響する。だから、プラス30ぐらいは誤差の範囲と考えてよく、低血圧はそれ自体は病気ではないので、気にすることはない。 |