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Doctor's Eye(私の視点・報告&医療ニュース)

 医師・ジャーナリストという私の視点を通して、最新の医療ニュースを伝えるとともに、自身の活動の報告をしています。

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24/09/15●拙著『それでもあなたは長生きしたいですか?』が自衛隊広報誌で紹介

拙著『それでもあなたは長生きしたいですか?』(ベストブック)が自衛隊の広報誌「隊友」9月15日号で紹介されました。自衛隊広報誌が私の本を取り上げるとは、少々驚きです。

 

 
24/08/08●東京女子医大、ついに岩本理事長を解任! 今後は身売りが必至かも?

まさに、大学を私物化した点で、日大と同じ。どうなるのか注目されていた東京女子医科大学は、8月7日、臨時の理事会を開き、トップの岩本絹子理事長をついに解任した。

  2020年に創立120周年を迎えた

 すでに、不透明な資金の流れなどで警視庁の捜索が入っており、こうなるのは当然の流れ。岩本理事長が理事会を耳取ってから約10年、女子医大はガタガタになり、私の知り合いも何人か、ここを去った。

 この不祥事報道は、週刊文春が独走して来たが、これまでの記事が、第三者委員会で裏付けられたかたちになった。それにしても、なぜ、彼女が権力を握れたのかはよくわからない。

 
24/07/17●「認知症」行方不明者が1.9万人と過去最多、99%は届け出が受理されてから3日以内に発見も----。

歳をとるに連れて、やはり、認知症がいちばん怖くなる。なったらどうしようと不安が募る。しかし、ほぼ予防は無理。結局、老化がどう進んでいくかは、運命としか言いようがない。 

 このほど、警察庁が発表した認知症データは、やはりと思えるものだ。 2023年に警察へ届け出があった認知症の行方不明者は1万9039人だったといい、前年2022年に比べて330人増えており、過去最多だというのだ。

 この警視庁の統計は、2012年から開始されており、毎年増加してきている。今回の行方不明者の内訳を見ると、最も多いのは80代以上で6割を占めている。次に多いのが70代で3割超え、次いで60代で826人、50代で140人、40代で9人、30代で2人となっている。

 ただし、行方不明者のうち、99%は届け出が受理されてから3日以内に発見されている。とはいえ、このうち遺体で見つかった人が502人というのだから、やはりショックである。

 警視庁のデータらしいのは、行方不明者の捜索に使われたツールだ。2024年7~12月にドローンで3人、GPS機器によって71人が発見されている。また、直轄の警察犬が認知症の行方不明者の捜索をした件数は3230件となっている。

 
24/05/08●「日刊ゲンダイ」で週1回連載『元新日ドクターが語る理想の晩年』をスタート

編集部から、2年前に亡くなったアントニオ猪木さんを偲びながら、晩年をどう生きるか?死をどう考えるか?をテーマにして、エッセイを書いてほしいとの依頼を受け、今週から始めました。

 タイトルは『闘魂・猪木はパッと燃えた 元新日ドクターが考える理想の晩年』です。

 第1回は、「全身性アミロイドーシス」という厚労省指定の難病、いわゆる「不治の病」を受け入れ、運命に従って逝った猪木さんが、なぜ闘病姿を余すところなく公開したのかについて書きました。猪木さんというのは、本当に飾らない人でした。すべてを受け入れて、ありのままに生きる人でした。

 寝たきりになったときに訪ねると、ベッドの上で「格好悪い姿をさらけ出すのも、猪木だからです」と言って笑うのです。その笑顔が、いまも忘れられません。

  

 
24/04/02●日小林製薬の「紅麹」の健康被害問題が続く。健康食品の多くは効果は根拠が不明

小林製薬が製造した「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題で、厚生労働省は2日、4月1日時点での入院者数が166人になったと明らかにした。死者は5人。相談件数は連日増えている。

 これまでの報道だと、どうやら「プベルル酸」が犯人ということになるらしい。紅麹原料は、いずれも紅麹菌の同じ株から作られていて、一部に想定していない「プベルル酸」とみられる成分が含まれていたため、それを摂取した人が健康被害にあったという。

 いずれにしても、こうしたことが起こる背景には、健康食品、サプリメントのブームがある。それを作り出しているのは、やはり、高齢社会だろう。歳をとって健康を害するほど、人は何か頼る。クスリではかなわない。健康維持を健康食品に求まる。しかし、私は医者という立場から、健康食品にはきわめて懐疑的だ。

 現在、健康食品の市場規模は、メーカー出荷金額ベースで約9000億円である。コロナ禍で一時的に縮小したが、昨年から大幅に回復している。健康食品一般に言えることは、効果をうたってはいるものの、その根拠が不明だということだ。

 
24/02/28●75歳前に亡くなる有名人が多いのは、なぜか? 「75歳の壁」を来月、連載へ。

「先生、最近、75歳前に早死にする有名人が多いと思います。なにか理由でも?」と、最近、よく聞かれます。そう言われて、昨年来の物故者を調べると、たしかに多いのです。

 最近では、八代亜紀さん(歌手、73歳、膠原病・促進間質性肺炎)が亡くなられました。以下、昨年から今年にかけて、75歳を待たずに亡くなられた主な有名人のリストです。

 

 坂本龍一さん(ミュージシャン、享年71歳 直腸がん・肺転移)、谷村新司さん(ミュージシャン、享年74歳 急性腸炎)、伊集院静さん(作家、享年73歳 肝内胆管がん)、門田博光さん(元プロ野球選手、享年74歳 糖尿病・脳梗塞)、大橋純子さん(歌手、享年73歳 食道がん)、もんたよしのりさん(ミュージシャン、享年72歳 大動脈解離)、北別府学さん(元プロ野球選、享年65歳 成人T細胞白血病)寺尾常史さん(元寺尾、享年60歳 うっ血性心不全)長岡末広さん(元朝潮、享年67歳 小腸がん)、KANさん(歌手、享年61歳、メッケル憩室がん)

 

 「人生100年時代」と言われるいま、75歳前に逝くのはいかにも早すぎます。

 日本人の平均寿命、男性81.05歳、女性87.09歳から言っても「早死」でしょう。

 しかし、「健康寿命」は男性72.68歳、女性が75.38歳です。平均寿命と健康寿命の差は大きく、健康寿命で志望者が大きく増えるのが、統計にも現れています。

 つまり、75歳前後に、死に至る大きな壁があるのです。いわゆる「75歳(後期高齢者)の壁」です。この壁をどう乗り越えるかは、それ以前の生き方で決まります。このことを、来月、「夕刊フジ」で連載します。

 
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