18/07/06●東京医科大で裏口入学が発覚。文科省エリートが逮捕される 印刷

74日、文部科学省のエリート、佐野太科学技術・学術政策局長(58)が医療コンサル会社役員の谷口浩司(47)とともに、受託収賄を行ったと東京地検特捜部に逮捕され、ワイドショーで騒がれている。佐野両義舎は、自分の息子を東京医科大学に入学させることを条件に、同校の「私立大学研究ブランディング事業」への選定を斡旋したという。

 事件としては、いわゆる「受託収賄罪」事件となるが、それが「裏口入学」となると、非常に珍しい事件ではないだろうか。いまのところ、新聞やワイドショーは、検察の発表通りの内容をそのまま伝えているが、背景には、東京医科大が抱えているいろいろな問題があると思え割れる。東京医科大の臼井正彦理事長らはすでに辞任した。