22/05/25●「突発性難聴」で10日間入院。老化には抗えない。後期高齢者を自覚! |
4月14日の朝、目覚めたら目眩がします。周囲がぐるぐると回転しているのです。また、右耳に雑音を感じました。起き上がると立ちくらみがして、ただ事ではないと血圧を測ると、170/110でした。 私は、すぐに脳梗塞を疑い、懇意にしている脳外科医に連絡して検査したところ、「富家さんの場合は、糖尿病を発症している上に、心臓の冠動脈の手術を3回も受けているので、こういった症状が出ることもありますよ」との診断。脳梗塞の所見はありませんでした。 それで、点滴と注射をしてもらい帰宅しました。 しかし、家で安静にしていたものの、耳の雑音は消えず、右耳が聞こえなくなっていることに気づいて、医学部の同級生がやっている耳鼻咽喉科クリニックを受診しました。細かい聴力検査を受けたところ、「これは突発性難聴だからすぐに入院治療が必要」と診断され、東京共済病院に入院したのです。 以後、10日間、ステロイドの投薬治療を2クール受けながら、私はベッドの上で悶々と過ごしました。 すでに私は糖尿病を患い、狭心症の手術を3回も受け、老いを十分に受け入れています。それでも、今年75歳を迎えて後期高齢者の仲間入りをしましたこともあり、老化とはこういうことなのかと実感しました。 この経過と私の想いを、退院後、コラムを持っている「ヨミドクター」(読売新聞のサイト)に書きました。
『75歳で突発性難聴発症、年を取ると病気が増えて死への不安も…延命治療だけは嫌』 https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20220518-OYTET50000/?catname=column_fuke-takashi |