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富家孝の活動を知っていただき、みなさんと一緒にいまの日本の「医療」を考えます。

富家孝の連載Blog「これでいいのか日本の医療」

 医師・ジャーナリストという私の視点を通して、最新の医療ニュースを伝えるとともに、自身の活動の報告をしています。

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15/10/02●医療事故調制度が発足。しかし、本当に機能するか疑問

101日、すべての病院や診療所などに医療死亡事故の報告を義務付ける医療事故調査制度がスタートした。この制度はでは、事故が発生した際に、医療機関は第三者機関に自ら届け出たうえで自ら調査することが義務付けられる。

 たとえば、医療機関が「予期せぬ死」と判断した場合、第三者機関である「医療事故調査・支援センター」へ報告する。と同時に、病院自らが院内調査を開始する。一見、よくできた制度だが、はっきり言って、これで医療事故が少なくなるということはないだろう。

 なぜなら、 「医療事故」かどうかは医療機関が自ら判断するので、事故が起こっても内部隠蔽してまえば調査は行われないからだ。しかも、届け出ても調査は医療機関が自ら調査する。つまり、これが典型的なアリバイづくりのザル法だ。

 
15/09/15●拙著をもとに「日刊ゲンダイ」インタビュー記事が
 拙著『「死に方格差」社会』(SB新書)をもとに、日刊ゲンダイでインタビュー記事をやってもらいました。「彼岸に考える理想の死に方」というタイトルで、現代では早くから準備しておかないと、理想的な死に方はできないと訴えました。

 今後、医療費がどんどん膨らむため、国は国民ひとりひとりの面倒が見切れなくなります。介護施設も医療機関も足りません。つまり、公的には面倒を見切れないので、自助努力で死んでくれというのが国の方針です。死に方にも格差が付くのです。

 そんななかで、ではどうしたらいいのか? 的確な答えはありませんが、ともかく死への準備は早くから始めるべきでしょう。

  

 
15/08/20●新著『「死に方格差」社会』(SB新書、864円)のご紹介 PDF 印刷

この812日に、私の新著『「死に方格差」社会』(SB新書、864円)が、ソフトバンククリエイティブから発売されました。本書はサブタイトルにあるように、「医者の言いなりならず望み通りに人生を終える法」を考えたもの、つまり、「医者が考える終活本」です。

 今年の4月まで、夕刊フジで連載した「死に方事典」の内容をふまえて、大幅に加筆しました。団塊世代が後期高齢者になる2025年問題を見据えて、私たちはどうすれば「いい死に方」ができるのかを、さまざまな視点で考えてみました。ぜひ、ご参考にください。

      『「死に方格差」社会』(SB新書、864円)

 なお、以下が本書の「目次」です。この後、「はじめに」の部分をここに掲載します。

■『「死に方格差」社会』目次

                はじめに

第1章       大きく変わる日本人の「死に方」

第2章       死ぬとはどういうことなのか?

第3章       「老化」とは「病気」は違うもの

第4章       ガンで死ぬということについて

第5章       世の中の「健康情報」に騙されるな

第6章        こんな検査・治療は拒否していい

第7章       どうしたら健康で長生きできるか?

第8章       信頼できる医者の探し方、選び方

第9章       「死に方格差社会」を乗り切るには?

                おわりに

 

■『「死に方格差」社会』はじめに

 

 医者を長年やってきてつくづく思うのは、人は自分が思ったようには死ねないということだ。若いときは自分が死ぬことなど考えもしないで、患者さんの病気や死を見てきた。医者だから、死は見近かだったが、死を意識したことはなかった。

 それが、60歳を超えてからは、自分の死を次第に意識するようになり、いまでは、どのように死んだらいいのかとよく考えるようになった。

 

 私は医者としてはかなり特異な経験をしてきた。代々の医者の家に生まれた私は、当然のように医大に進学して医者になったが、独立心が旺盛だったために開業医となり、いっときは病院経営者として8つの病院を切り盛りしていた。しかし、ビジネスの才覚はなく、あえなく倒産していまい、それからは医療にかかわるあらゆる仕事を経験した。

 スポーツドクターとしてスポーツ選手のアドバイザーをしたり、大学の講師をしたり、さらに病院経営のコンサルタントや医師派遣業などもやり、この間、医療ジャーナリストとして日本の医療のあり方を考えてメディアの仕事を続けてきた。そうしながら、数多くの本を書かせてもらったが、本書はこれまでの私の本とは趣を異にしている。

 なぜなら、「死」がテーマだからだ。

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15/07/25●新刊『死に方格差社会』(ソフトバンク新書)が来月発売されます PDF 印刷 Eメール

 8月半ばにソフトバンククリエイティブから『死に方格差社会』(SB新書)を出すことになりました。これは、この4月まで夕刊フジに連載していたコラム「死に方事典」をベースにして、今後の私たちの死に方を社会的、医学的に考えてみたもの。

 誰もが「いい死に方」をしたいのですが、その望みはほとんど叶わない社会になろうとしています。なぜなら、政府は2014年度の診療報酬の改定と併せて、「入院を減らし在宅を重視する」方針を明確に打ち出したからです。これは、簡単に言うと、「これからは病院では看取りませんよ」ということです。

 つまり、死に方も「自己責任」となり、自分で選択しなければならない時代になったと言えます。

 新刊の内容については、またお知らせします。

 
15/06/30●「食事は立ったままがいい」と、フィンランド政府が国民に警告を! PDF 印刷 Eメール
 この6月から、フィンランド政府が「座ったきり生活」に対して国民に警告を発し、「Sit Less, Feel Better(座ることを減らせば気分がよりよくなる)」というキャンペーンを始めたという。フィンランド保健省は「たいていのことは、座っていなくても立ったままや歩きながらでもできる。新聞を読んだり、食事をしたり、コーヒーを飲んだり、テレビを見たり、これらは立ったままでできる」として、できれば食事も立ったまま食べることを推奨しているというから、徹底している。

 長時間座り続けることは、血行不良、腰痛などにつながり、さらに糖尿病、肥満、心血管系の疾患などの多くの病気を引き起こすことは、世界中の研究調査で明らかになっている。フィンランドのデータでは、「1日に7時間以上座っている人では、さらに1時間長く座るごとに死亡リスクが5%ずつ増加する」というから、立ったまま食事も心がけたい。

 
15/05/30●最近の私の講演を写真で紹介します PDF 印刷 Eメール
   いつものように、講演活動を続けています。その様子を関係者方が写真に撮ってくれていますので、それをアップします。講演テーマはやはり「間違いだらけの医者選び」が中心です。

 厚労省は現在、「主治医」「かかりつけ医」(ホームドクター)の制度化を進めているので、みなさん、お悩みのようです。「かかりつけ医」選びはそれほど難しいことではありません。ただ、最低でも3つの病院を受診してから決めることを、私はオススメしています。

   

  ■2015317日(火):新潟日報政経懇話会    ■2015421日(火):第2回未来塾セミナー

  

 ■201559日(土)10(日):飯田橋内科歯科クリニックでの講演 ■2015518日(月):時事通信社 内外情勢調査会

 
15/04/28●「75歳以上の医療費の自己負担の2割化」が既定路線に PDF 印刷 Eメール

 4月27日、財務省の財政制度等審議会財政制度分科会は、今後の社会保障制度について議論し、診療報酬改定については「マイナスが必要」という結論に達したという。今後5年間で2兆円から2.5兆円の社会保障費の伸びを抑制するためには仕方ないとした模様だ。そこで、診療報酬改定についてその一案として挙げられたのが、「75歳以上の医療費の自己負担の2割化」だ。これはおそらく23年以内に実施されるだろう。

 
15/04/10●夕刊フジの連載コラム「死に方事典」が終了 PDF 印刷 Eメール

 1年間、続けさせてもらった夕刊フジのコラム「死に方事典」が終了することになった。「死に方」というのは、私にとって初めてのテーマだったが、自身が60代の後半に入ったこともあり、身近かすぎるテーマだった。

 現在、高齢化がどんどん進んでいる。世間では、東京オリンピックのことがよく話題になるが、2020年の東京は高齢化率25%となるという。つまり、街行く人の10人に2人以上が高齢者である。

 
15/03/25●テレビ東京番組『L4YOU』出演。「百薬の長ってホント!?お酒の"噂の真相"解決SP」 PDF 印刷

テレビ東京番組『L4YOU』にコメンテーターとして出演しました。

  

 
What's New:新着情報です PDF 印刷 Eメール

■次回講演予定-----2014年10月15日(水)16日(木)佐賀県武雄市にて

■ 新刊のお知らせ----8月30日に彩図社より『長生きしたければ医者にかかるな!ほとんどの病気は自分で治せる』(税込1296円)が発売になりました。日本人ほど、体調に異変があるとすぐに医者とクスリに頼る国民はいません。それだけではけっして健康にはなれないし、長生きもできません。そこで、医者の立場から、このことを徹底追求してみたのが本書です。

 

 →『長生きしたければ医者にかかるな! ほとんどの病気は自分で治せ』(Amazon)

■ 夕刊フジ『死に方事典』は好評連載中です(毎週金曜日掲載)

 

 
14/08/30●新著『長生きしたければ医者にかかるな!ほとんどの病気は自分で治せる』のご紹介 PDF 印刷

   久しぶりの私の新刊の紹介です。このたび、彩図社より、『長生きしたければ医者にかかるな!ほとんどの病気は自分で治せる』(本体1200+税:税込1296円)を上梓しました。日本人ほど、体調に異変があるとすぐに医者とクスリに頼る国民はいません。それだけではけっして健康にはなれないし、長生きもできません。そこで、医者の立場から、このことを徹底追求してみました。

[目次]

第1章      医者は風邪すら治せない

第2章      健康診断を受けると病人にされる

第3章      こんな医者にかかってはいけない

第4章      いくら治療しても医者が治せない病気

第5章      健康常識の「ウソ」「ホント」

第6章      それでも医者が必要なとき

[内容紹介]

 本書をざっと紹介しますと、「この世の中には3つの病気がある」という考えをベースに、医者から見た「病気の解説」をし、そのうえで、いま世の中で行われている「健康法・長寿法」を点検しています。

 3つの病気というのは、医者にかかって「治る病気」「治らない病気」「かえって悪くなる病気」の3つです。おおまかに言って、医者にかかって治る病気は全体の12割で、あとの89割はかかっても治らないか、あるいはさらに悪くなる(副作用が大きい)病気です。ところが、みなさん、ほとんど病気は医者が治してくれるものと信じています。

 これは大きな間違いです。詳しくは本書を読んでいいただければと思いますが、以下、本書で述べた具体的なポイントを列記しておきます。

■がんは治るか治らないかは初めから決まっている

■悪さをするがんとしないがんは判別できない

■がんを「早期発見」しても死亡率は低くならない

■有効ながん検診、無意味ながん検診がある

■肝炎はA型は別として、B型の半数、C型の約1割の人以外治らない

■降圧剤は血圧を上がらなくするだけで、治すためではない

■リュウマチ治らない。クスリは痛み止めにすぎない

■腎臓病を完治させるクスリはない。人工透析で延命をはかる以外手はない

■糖尿病は治らない。症状をいかに抑えるしか手はない

■ポリープ、結石はほとんど取る必要はない

■『長生きしたければふくらはぎをもみなさい』はインチキ本

■ジョギングもやり過ぎるのはよくない 

■メタボのほうが健康、過度なダイエットは意味なし

■健康食品は「健康にいい食品」ではない

■特定の食べ物にこだわる人間のほうが早死にする

■サプリメントに健康効果はない

65歳を過ぎたら生活習慣を変えてはいけない

■「六、八、十の法則」で健康=「運動は六分」「腹は八分」「睡眠は十分に」

 →『長生きしたければ医者にかかるな! ほとんどの病気は自分で治せ』(Amazon) 

 
14/06/01●「赤ワインが健康にいい」は疑問符、ポリフェノール効果確認できず PDF 印刷
 先日、米ジョンズホプキンス大学医学部の研究チームが、常識を覆す研究成果を発表した。それは、「欧米式の食事に含まれるレスベラトロールには、炎症、心臓血管疾患、がん、寿命などへの実質的な効果を持たないことが示された」というもの。

 ポリフェノールの一種であるレスベラトロールについては、動物を用いた過去の実験で、健康に良い効果を与える可能性が示されていた。そのため、各種サプリが販売されているが、この研究結果は影響大だ。また、ポリフェノールが健康にいい。フランスでがん患者が少ないのはポリフェノールのせいという、これまで信じられてきたこと(高脂肪の食事がもたらす「落とし穴」を赤ワインで回避できるとする「フレンチ・パラドックス」)も、ひっくり返る。

 今回の研究は、イタリアのトスカーナ地方の2つの村に住む65歳以上約800人を対象に行われたという。住民の尿に含まれるレスベラトロールの濃度が測定され、食事を通して摂取したレスベラトロールが、健康促進に効果を与えているかどうかを調べたという。

 その結果、レスベラトロール濃度と早死にとの間に相互関係を見つけられず、また、がんや心臓疾患の発症とレスベラトロール濃度との間にも関連性を見出すことができなかったという。

 
14/05/10●「健康・新基準値」の変更で大混乱---いったいどこがポイントか? やはり健康は数値では測れない PDF 印刷 Eメール
    いま、医者の間、患者さんの間で大混乱を引き起こしているのが、日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が4月に発表した「健康・新基準」。新聞も雑誌も大特集を組んでいるが、この混乱は当分、収まりそうはない。

 そこで、この問題をどう捉えたらいいのか、そのポイントを考えてみた。 

《なぜこんな大混乱が起ったのか?》

 それは、健康を基準値という数値で判定する以上、この数値の判定の仕方が変化すれば、正常が異常になってしまうからだ。今回の場合は、基準値が緩和されたので、いままでは異常だった人が正常になった例が多い。

 こうなると、例えば、昨日までは高血圧と診断され、降圧剤を飲んでいた人が、明日からは飲まなくてよくなる。そうなると、「これまでの診断はなんだったのか? 薬代を返せ」と言われてもおかしくない。また、医者のほうも新基準では患者が減ってしまうから、収入に大きく響く。それで、専門学会はいま猛反発しているのだ。

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14/04/05●『夕刊フジ』で「死に方事典」の連載を開始
 『夕刊フジ』で「死に方事典」というコラムを毎週金曜日に書かせてもらうことになった。

 団塊世代が後期高齢者になる2025年に向けて、いま日本人の死に方が大きく変わろうとしている。政府は医療費の高騰を抑えるために、病院死から在宅死を奨励し、今後は8割の人間が、自宅で死ぬ時代がやってくる。しかし、ではどうやって死んだらいいのか?というと、多くの人はわからないままだ。

 そこで、この時代、どんな死に方がベストか? また、死に方はどこまで選べるのか? 医者の目から、最新情報を踏まえて、死を考えるという連載企画。

 私も60代半ばをすぎたので、これは私自身の問題でもある。

  

 
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