24/05/08●「日刊ゲンダイ」で週1回連載『元新日ドクターが語る理想の晩年』をスタート |
編集部から、2年前に亡くなったアントニオ猪木さんを偲びながら、晩年をどう生きるか?死をどう考えるか?をテーマにして、エッセイを書いてほしいとの依頼を受け、今週から始めました。 タイトルは『闘魂・猪木はパッと燃えた 元新日ドクターが考える理想の晩年』です。 第1回は、「全身性アミロイドーシス」という厚労省指定の難病、いわゆる「不治の病」を受け入れ、運命に従って逝った猪木さんが、なぜ闘病姿を余すところなく公開したのかについて書きました。猪木さんというのは、本当に飾らない人でした。すべてを受け入れて、ありのままに生きる人でした。 寝たきりになったときに訪ねると、ベッドの上で「格好悪い姿をさらけ出すのも、猪木だからです」と言って笑うのです。その笑顔が、いまも忘れられません。
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