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Doctor's Eye(私の視点・報告&医療ニュース)

 医師・ジャーナリストという私の視点を通して、最新の医療ニュースを伝えるとともに、自身の活動の報告をしています。

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25/03/10●高額療養費の負担上限をついに見送ったが、結局は問題の先送り!

国会でもめにもめていた高額療養費の負担上限引き上げを、自民党政府はついに断念した。あれほど「やる」と言ってきた石破首相が、「患者が不安なまま見直しを行うのは望ましくない」など、当たり前の理由をついに認め、秋までに改めて方針を検討すると表明した。

 しかし、この見送り決定は、どう見ても次の参議院選対策。ただの批判交わしで、医療制度そのものを見据えたものではない。

 この問題の背景にあるのは、医療費の増大についに国家予算が耐えられなくなっているということ。政府の社会保障審議会・医療保険部会では「大幅な見直し(大幅な引き上げなど)を行うべき」とする積極派と、「見直しはやむを得ないが最小限に」とする慎重派に分かれて議論されてきたが、方向はともかく引き上げであることは間違いない。

 最近は、なにかというと「財源は?」だが、ここまで無駄な税金使いをしているのだから、削減など簡単にできるはずである。議員数の削減、議員報酬のカットなど、絶対にやらない議員たちでいくら議論しても、国民を裏切る政治しかできないに決まっている。
 
25/03/08●「ヨミドクター」に寄稿したプロレスラー西村修の早世記事が大反響

読売新聞による医療・健康サイト「ヨミドクター」に寄稿した『「食道がん」最大の敵は? プロレスラー西村修の早世に改めて思う』が1日で65万アクセスがあったと、担当者から連絡があった。

 有名人の死に関しての記事は、医療記事の中でもとくに反響が大きい。西村修はレスラーとしては地味ながら、オーソドックなレスリングで人気があり、文京区の区会議員もしていたので、早死にを惜しむ声は大きい。なんといってもまだ53歳、いくには早すぎる。

 食道がんは、がんの中でも難治性で、発見が遅れやすい。

 以下が「ヨミドクター」の記事。謹んで、謹んでお悔やみ申し上げたい。

https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20250305-OYTET50000/?catname=column_fuke-takashi

  そして、葬儀の状況と、西村と師匠、藤波辰爾の秘話を紹介した記事「西村修さん告別式 その後に起こった“奇跡” 藤波辰爾のSNSに西村さんのメッセージ「今回退院致しましたあかつきには…」(ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム)に、涙が止まらなくなったことを書き添えておきたい。

https://encount.press/archives/762875/

 
25/01/31●長年、お世話になった「夕刊フジ」に休刊に思うこと

夕刊紙「夕刊フジ」、今日(1月31日)をもって休刊となった。創刊は1969年だから、なんと半世紀以上も、キヨスクなどの新聞スタンドに置かれてきたことになる。会社帰りのサラリーマンが買う夕刊紙として、その後に創刊された「日刊現代」とともに親しまれてきたが、もうそう時代はなくなった。

 読者は高齢化し、紙面も大きく変わった。本当に感慨深い。

 というのも、私ほど、「夕刊フジ」にお世話になった医者はいないのではと思うからだ。思い返せば、取材を受けるのはもちろんのこと、短期連載(5〜10回)の医療コラムは何回もやらせてもらった。

 ここ10年余りの、主な連載企画を以下列記してみると、それぞれに思い出がある。

「死に方事典」(2014年)「続・死に方事典」(2016年)「幸せな死に方」(2019年)「医療過誤、医者と闘うための心得」(2018年)「長生きは幸せか」(2018年)「スポーツ医学と五輪」(2021 年)「追悼アントニオ猪木」(2022年)「糖尿病の真実」(2023年)「有名人早死、75歳の壁」(2024年)「終末期治療拒否せよ」(2024年)など。

「夕刊フジ」は、公式サイトの「zakzak」も1月31日で更新を休止し、今後は新たなコンセプトによる芸能・エンタメニュースのサイトになるという。

駅売スタンドの休刊のお知らせ

 
24/09/15●拙著『それでもあなたは長生きしたいですか?』が自衛隊広報誌で紹介

拙著『それでもあなたは長生きしたいですか?』(ベストブック)が自衛隊の広報誌「隊友」9月15日号で紹介されました。自衛隊広報誌が私の本を取り上げるとは、少々驚きです。

 

 
24/08/08●東京女子医大、ついに岩本理事長を解任! 今後は身売りが必至かも?

まさに、大学を私物化した点で、日大と同じ。どうなるのか注目されていた東京女子医科大学は、8月7日、臨時の理事会を開き、トップの岩本絹子理事長をついに解任した。

  2020年に創立120周年を迎えた

 すでに、不透明な資金の流れなどで警視庁の捜索が入っており、こうなるのは当然の流れ。岩本理事長が理事会を耳取ってから約10年、女子医大はガタガタになり、私の知り合いも何人か、ここを去った。

 この不祥事報道は、週刊文春が独走して来たが、これまでの記事が、第三者委員会で裏付けられたかたちになった。それにしても、なぜ、彼女が権力を握れたのかはよくわからない。

 
24/07/17●「認知症」行方不明者が1.9万人と過去最多、99%は届け出が受理されてから3日以内に発見も----。

歳をとるに連れて、やはり、認知症がいちばん怖くなる。なったらどうしようと不安が募る。しかし、ほぼ予防は無理。結局、老化がどう進んでいくかは、運命としか言いようがない。 

 このほど、警察庁が発表した認知症データは、やはりと思えるものだ。 2023年に警察へ届け出があった認知症の行方不明者は1万9039人だったといい、前年2022年に比べて330人増えており、過去最多だというのだ。

 この警視庁の統計は、2012年から開始されており、毎年増加してきている。今回の行方不明者の内訳を見ると、最も多いのは80代以上で6割を占めている。次に多いのが70代で3割超え、次いで60代で826人、50代で140人、40代で9人、30代で2人となっている。

 ただし、行方不明者のうち、99%は届け出が受理されてから3日以内に発見されている。とはいえ、このうち遺体で見つかった人が502人というのだから、やはりショックである。

 警視庁のデータらしいのは、行方不明者の捜索に使われたツールだ。2024年7~12月にドローンで3人、GPS機器によって71人が発見されている。また、直轄の警察犬が認知症の行方不明者の捜索をした件数は3230件となっている。

 
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