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富家孝の連載Blog「これでいいのか日本の医療」

 医師・ジャーナリストという私の視点を通して、最新の医療ニュースを伝えるとともに、自身の活動の報告をしています。

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19/02/25●読売新聞の医療サイト「ヨミドク」で連載開始

来月より、読売新聞の医療サイト「ヨミドク」で、月2回、連載をすることになりました。タイトルは「死を想う」。高齢社会が進むなかで、「死」をどう捉えていくかは、いまの私たちにとって大きな問題です。

 私自身もすでに70歳を超え、「死」について考えることが多くなりました。医者としてのキャリアも、もすぐに50年になります。

 そんななか、日々のトピックに合わせながら、「死」について語っていくつもりです。

    

 
18/12/10●最近注目の「AIホスピタル」で医療現場はどう変わるのか?

企業がどんどんAIを導入する時代になり、その波が医療現場にも押し寄せてきた。そんななか、最近、注目されているのが「AIホスピタル」構想である。この構想は、現在、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一つとしてスタートしている。政府は、2022年までに、データベースを構築し、全国で10カ所の「AIホスピタル」を開設する計画だ。

 

 この「AIホスピタル」が実現すれば、診察室で医師がカルテ作成のためにPCばかりに向き合って、患者のほうを見ない。しかも、画像診断などで誤診をしてしまう。また、医療措置について的確な判断と説明ができないなどということが、解消される。

 なにしろ、世界中の医療情報(ビッグデータ)を熟知しているAIが診断してくれるからだ。

 

 「AIホスピタル」では、医師はパソコンのキーボードを叩く必要はない。音声入力になるからだ。このように、効率化が進めば、待ち時間も解消され、なによりも医師はもっと患者さんと向き合える。

 今年6月、千葉大付属病院で、肺がんなどの画像診断報告書の確認不足が8件もあったことが判明し、その中で2人が亡くなるというケースが報告された。こんなことは、AIホスピタルでは起こらなくなる。また、ゲノム診断も進み、がん治療も飛躍的に進歩する。

 AIは仕事を奪うとネガティブに捉える向きもあるが、医療に関しては大歓迎。とくに、患者さんにとってはいいことづくめである。ただ、これが実現するまでは、医療現場は混乱するだろう。

 
18/09/10●新著『トップアスリートが実践している 最強の回復法』(彩図社、9月25日発売)のご案内

私の新著『トップアスリートが実践している 最強の回復法』(彩図社)が2018927日に発売されます。

 内容は、現代人の最大の悩み「いかに速攻で疲労回復できるか」に焦点を当て、最新医学とスポーツ医学に基づいて、その方法を解説するというものです。

 疲労回復の決め手は「快眠」、よく眠ることにあります。そのためには、まず脳の疲労を取り除く必要があります。プロのスポーツ選手、アスリートたちはみな、眠るのが上手です。そうして、その日のうちに疲れをとるよう心がけています。かつて私は「ぐうたら健康法」を唱え、そうした本を2冊出したことがあります。

 この考えはいまも変わっていません。アスリートに学ぶといっても、無理してはいけません。自分にあった、できることをやればいいのです。そして、「規則正しい生活」よりも「体内時計にあった生活」をするべきです。 

 

 
18/09/05●女子差別の医学部入試、文科省の調査結果はあいまい

東京医科大の不正入試で明るみに出た女子差別問題。文部科学省はほかでも行われていないか、医学部医学科がある全国81大学に調査を指示し、その結果を94日に発表した。それによると、男女別の過去6年間の平均合格率(合格者数/受験者数)は、男子の方が女子より1.18倍合格率が高かった。2018年度の結果を見ると、不正のあった東京医科大では男子の方が女子より3.11倍高い。次いで、日本大が2.02倍、順天堂大が1.93倍、新潟大が1.79倍という順。
 しかし、「男子の方が1.18倍合格率が高い」という発表は、まったく意味がない。なぜなら、これは最終的な合格者数の割合で、そこまでいたる試験過程でなにが行われたかはわからないからだ。つまり、入試方式ごとに、1次試験と2次試験を含め、男女の合格率や得点分布の違いを細かく分析しないと実態は見えてこない。

 ただし。もしそういう調査をすると、女子差別が歴然としてしまう。試験そのものでは、むしろ女子のほうが点数が高い。したがって、点数どおりに合格させていけば、医学部の男女比は逆転してしまう。

 文部科学省は、10月をめどに最終的な調査結果を公表するというが、今度はなにが出てくるのだろうか?

 
18/08/30●エアコン故障で患者5人が死亡、またも終末期医療の現場で!

記録的な酷暑が続くなか、また、終末期医療で、起こるべくして起こる事件が起こった。

 岐阜中署は829日、80代の男女4人の入院患者が相次いで死亡した岐阜市の「YM 藤掛第一病院」で28日夕、患者の男性(84)が死亡したと発表した。これで、5人の患者が相次いで亡くなったことになり、大きくニュースで扱われている。警察は「業務上過失致死容疑」でと調査中というが、エアコンとの因果関係をどうやって立証するのだろうか? 死亡男性は24日に入院、当初はエアコンが故障していた3階の病室にいたという。

 事件の背景は、看護師が界面活性剤投与で患者を殺した横浜市の病院と同じだ。

 
18/08/20●夕刊フジで『医者と闘うための心得』(短期連載)を開始

夕刊フジで『続発医療過誤、医者と闘うための心得』とうタイトルで、もしも医療過誤にあったらどうしたらいいか?という内容の連載コラムを始めました。

 私は、息子が医療過誤にあった当事者でもありますから、このテーマは終生のテーマです。じつは、医療過誤は毎日、何十件、何百件と起こっているはずですが、報告されません。

 近年、メディアで騒がれた医療過誤事件といえば、2014年に相次いで発覚した腹腔鏡手術による患者死亡事件でしょう。一つは群馬大学医学部附属病院で、もう一つは千葉県がんセンターで起こりました。しかし、これ以外は、最近のメディアはほとんどとりあげません。

 しかし、推計では、年間で約75000人、毎日平均約200人の人が医者に殺されているのです。2017年の交通事故の死亡者数は3694人で、毎日平均10人あまりですから、これはものすごい数です。 

 米国では約25万人が医療過誤によって死亡しているという、ジョンズホプキンズ大学医学部の最新報告があります。とすれば、日本は人口が米国の約3分の1ですから、医療レベルが同じと仮定すれば、死亡者数は約75000人ということになるのです。

    

 
18/07/10●入院患者大量死事件で、元看護師が逮捕。背景に終末期医療の深刻な問題が!

77日、横浜の大口病院(現・横浜はじめ病院)で入院患者が次々に不審死を遂げた事件で、元看護師の久保木愛弓(31)が殺人の疑いで逮捕された。

 事件が起きたのは、20169月。この病院の4階病棟で、約3カ月の間に48人が死亡していたことが発覚し、大きな問題になった。事件当初から、久保木容疑者の名前が上がっていたが、容疑を固める2年以上かかったわけだ。

  彼女は「20人以上殺した。自分の勤務中に患者が亡くなると、家族に説明しなければいけない。それが面倒で苦手だった」と供述しているというが、それに対して、ワイドショーではお決まりの非難の言葉を浴びせている。犯行手口は簡単で、界面活性剤を患者の点滴液に入れただけ。これで、なんと、次々に患者を死亡させ、“手間”を省いていたことになる。

 たしかに、大量殺人事件であり、史上まれにみる事件だが、そのわりには、テレビではこの事件の背景、深層をあまり追及していない。

 そうすると、日本の終末期医療の問題が明るみに出て、収拾がつかなくなるからだ。

  大口病院は、いわゆる“看取り病院”で、死期が迫った患者を大量に引き受けていた。おそらく、退院の8割が死亡だろう。

 このような病院には、すでに死を待つだけの寝たきり患者が一定数いて、やがて死亡するとまた同じような患者が入ってきて---というシステムになっている。寝たきりだから、胃と体外をカテーテルでつなぎ、直接胃から栄養を摂取できるようにする「胃ろう」や静脈にカテーテルを通して栄養を送る「IVH」などの方法で、生きているというより生かされている。

 

 その費用の9割は税金による保険適用で病院に入り、残り1割を患者側が負担する。つまり、家族は入院させておけば年金でおつりが来る。

 となると、いくら不審死といっても、事件化すのは難しい。死は病院と家族の暗黙の了解の下だからだ。

「看護師のくせに人を殺すなんて……」「極刑にしろ」などの声が溢れているが、医療現場のことをなに知らない若い人たちが、こんな表面的な書き込みをするのだろう。たしかん、殺人事件は札事件だが、その向こうには解決できない何百万人の終末期老人がいる。
 
 
18/07/06●東京医科大で裏口入学が発覚。文科省エリートが逮捕される PDF 印刷 Eメール

74日、文部科学省のエリート、佐野太科学技術・学術政策局長(58)が医療コンサル会社役員の谷口浩司(47)とともに、受託収賄を行ったと東京地検特捜部に逮捕され、ワイドショーで騒がれている。佐野両義舎は、自分の息子を東京医科大学に入学させることを条件に、同校の「私立大学研究ブランディング事業」への選定を斡旋したという。

 事件としては、いわゆる「受託収賄罪」事件となるが、それが「裏口入学」となると、非常に珍しい事件ではないだろうか。いまのところ、新聞やワイドショーは、検察の発表通りの内容をそのまま伝えているが、背景には、東京医科大が抱えているいろいろな問題があると思え割れる。東京医科大の臼井正彦理事長らはすでに辞任した。
 
18/05/30●ロボット手術が保険適用され、手術数急増中

この4月から「ロボット手術」が一気に12種類の手術で保険適用になったことで、手術数が激増しているという。これまでは、前立腺がん、腎臓がんの部分切除だけだったのが、以下の12種類に拡大した。

 

胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術

胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術

胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除または1肺葉を超えるもの)

胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術

胸腔鏡下弁形成術

腹腔鏡下胃切除術

腹腔鏡下噴門側胃切除術

腹腔鏡下胃全摘術

腹腔鏡下直腸切除・切断術

腹腔鏡下膀胱(ぼうこう)悪性腫瘍手術

腹腔鏡下膣(ちつ)式子宮全摘術

腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)

 

 ロボット手術といっても日本で承認されているロボットは、米国製の「ダビンチ」だけ。13億円とされる高額医療機器なので、今回の承認は医療側にとってはりがたいこと。また、患者さんにとっても、これまで外科医が手で行ってきた内視鏡手術が、ロボットアームになることで、より細かな正確な動きが可能になるので、下手な外科医による手術ミスは減るだろう。

 しかし、医療費は増える一方だ。

 
18/05/15●「人生100年時代」は大いに疑問。ある面で長寿は残酷である。

 最近、「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになった。たとえば、野村証券は「人生100年パートナー宣言」をしてNISAを奨励し、太陽生命保険は「100歳時代年金」というものを売り出している。

 これらの発端は、英ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏らが著した『ライフ・シフト』というベストセラー。この本に目をつけた安倍政権は2017年に「人生100年時代構想」を打ち出し、なんとこれまで6回も官僚や有識者を集めて会議を開いてきている。「一億総活躍社会の実現」というスローガンにピッタリだったのだろう。

 しかし、会議参加者たちは、長寿社会の現実を知らないのではなかろうか?

 

 先ごろ、内閣府は会議の中間報告をまとめて発表したが、それによると、これからは「リカレント教育」(生涯教育)が大切であるとされ、官民併せて努力していくことが提唱されている。とくに、大学教育を改革し、いくつになっても学べ、それによって退職後も起業したり再就職できるようにしたりしなければならいとしている。

 要するに、寿命が100年に延びるのだから、その分、高齢になっても働いて生きろということである。

 

 しかし、医者の私の実感からすると、はたして本当に「人生100年時代」が来るのかは大いに疑問だ。また、仮にそうなるとしても、それが私たちに幸福をもたらすかどうかはわからない。現代はともかく「長寿は素晴らしい」という価値観で動いている。しかし、本当に長寿は素晴らしいことなのか?

    写真:首相官邸HPより

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18/05/05●はしか(麻疹)の感染が拡大中。改めて感染力の強さと、日本の後進国ぶりに驚く

たった1人の感染者(3月に台湾から沖縄を訪れた旅行者)を発端に、全国規模ではしか(麻疹)の感染が広がっている。沖縄県で90人、愛知県で15人など、すでに119県で100人を超える患者数が報告されている(54日時点)。

 麻疹は感染力がとても強いとされるが、改めて感染力の強さに驚く。予防法はMRワクチンの接種以外にないが、

残念ながら、1977年から1990年生まれの人は、1回しか接種していない。また、年代は別として、1回も接種しなかった人もいる。

 これは、国の方針がくるくる変わった影響だ。任意接種だったり、1回接種だったりとした後、やっと2回接種になった。そうして、現在は、1歳で1回目、小学校入学前の1年間に2回目を打つことになっている。

 とはいえ、この21世紀、日本は年間50人の麻疹による死者を出している「麻疹大国」(後進国)である。これでは、日本素晴らしい国などと、とても世界に誇れない。しかも、ワクチン接種は比較的高額である。即刻、なんとかすべきだろう。

 
18/03/20●医師国家試験、合格率90.1%…合格者は9024人
厚生労働省は319日、第112回医師国家試験(2月に実施)の合格者を発表した。受験者110人に対し、合格者は9024人。合格率は90.1%で、前年より1.4ポイント上昇した。合格者は、男性5958人(合格率は89.1%)、女性3066人(同92.2%)。新卒者の合格率は93.3%、既卒者は63.9%だった。

 2018年新卒受験者の入学年にあたる2012年度入試において68名の医学科定員増があったほか、既卒の受験者が増加したことから、全体の受験者数は前年より392人増、合格者は前年より491人増加した。受験者、合格者ともに既卒の増加が目立っているという。

 大学別の合格率は、自治医科大学99.2%ともっとも高く、続いて横浜市立大学97.7%、兵庫医科大学97.5%、順天堂大学96.9%となっている。

 このほか、主な大学の合格状況は、東北大学94.2%、東京大学90.0%、東京医科歯科大学95.3%、京都大学93.3%、大阪大学89.8%、九州大学89.9%、慶應義塾大学96.6%など。私の母校、東京慈恵会医科大学は95.9%だった。

 
18/03/10●健康寿命は最長更新、男性72.14歳、女性74.79歳に

厚生労働省は39日、最新の「健康寿命」(2016年時点)を発表した。それによると、男性72.14歳、女性は74.79歳で、前回の2013年と比べて男性は0.95歳、女性は0.58歳延び、男女とも過去最長を更新した。厚労省は健康寿命を3年ごとに公表しており、初回の2001年(男性69.40歳、女性72.65歳)から、健康寿命はずっと延び続けている。もちろん、平均寿命のほうも延び続けている。

 が、より重要なのが健康寿命であるのは言うまでもない。いくら長生きできたとはいえ、健康を害したまま、たとえば寝たきりになったとしたら、人生は虚しい。

 したがって、健康寿命と平均寿命との差(不健康な期間)が大きな問題になるが、この差はわずかに縮まり、今回、男性8.84年(前回9.02年)、女性12.35年(同12.40年)となった。

 

 なお、都道府県別の上位は次のようになっている。

■男性-----(1)  山梨県73.21  (2)  埼玉県73.10 (3)  愛知県73.06 (4)  岐阜県72.89 (5)  石川県72.67

■女性-----(1)  愛知県76.32  (2)  三重県76.30 (3)  山梨県76.22 (4)  富山県75.77 (5)  島根県75.74

 

 ここから、注目されるのは、山梨県と愛知県。

 山梨県の場合、男性が73.21歳で2回連続1位、女性は76.22歳で3位(前回1位)。厚労省は同県について、がん検診受診率が高く、野菜摂取量が多いことが背景にあるとみている。愛知県は、男性が73.06歳で3位(同12位)、女性は76.32歳で1位(同18位)だった。愛知県の躍進に関しては、今後の調査が待たれる。

 なお、今回の調査は、国民生活基礎調査で「健康上の問題で日常生活に影響がある」と答えた人の有無を基にしているため、回答者の主観に左右される側面があるという。
 
18/01/31●新著『手術するがん、しないがん』(彩図社、1月30日発売)のご案内

私の新著『手術するがん、しないがん』(彩図社、130日発売、1404円)が2018130日に発売されました。

 そこで、この本がどういう本であるのか? 本の「はじめに」に書きましたので、それをここに転載し、本の紹介にしたいと思います。日本人の2人に1人ががんになると言われていますが、私自身、すでに高齢者になったせいもあるのでしょう、周囲からがんの相談をよく受けます。そんなときの答えをまとめたものが本書です。

 

『手術するがん、しないがん』はじめに 全文掲載

  近年、がんが発見された高齢者が、手術を受けないケースが増えています。これは、じつは“いい傾向”であり、私自身も「75歳を超えたら手術はするべきではありません」と提唱しています。

 もちろん、がんの部位(胃がん、大腸がん、肺がんなど、どこにがんができたか)にもよりますが、実際のところ、手術を受けたより受けなかったほうが結果的によかったというケースは多いのです。

 高齢者の場合、当然ですが、体力が落ちています。「自然治癒力(しぜんちゆりよく)」(免疫力(めんえきりよく))も落ちています。したがって、がんの切除手術をすると、その副作用や肉体的負担に耐えられないために、かえって悪化させてしまうことが多いのです。合併症を起こしてしまったり、また、手術後の抗がん剤治療の副作用で衰弱してしまったりするのです。

 となると、手術を受けることが寿命を縮めることにつながってしまいます。

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